【繰り返し使える化粧用コットン】を、ガーゼで手作りしてみた

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うちの豪州人

Oi、おまえ! 今度は何買ったんデスカ!?

Sake

私の散財にだけはめざといですよね。赤ちゃん用のガーゼを買いました。
化粧用コットンを自作しようと思いまして。

うちの豪州人

スキニ シテクレ!

ということでこの記事では、最近ちょくちょく目にするようになってきた「繰り返し使える化粧用コットン」をガーゼで自作した話をしようと思います。


もくじ

繰り返し使える化粧用コットンとは?

オーストラリアのエコグッズショップなんかでは「Reusable cotton pads」って感じの名前で売られている、名前そのままの繰り返し使える化粧用コットンです。化粧水をつけるときによく使われるあれを、使い捨てず洗って何度も使おうっていうやつ。

サステイナブル(持続可能な暮らし)とかゼロウェイスト(無駄やゴミをなくす)な暮らしが注目されるようになってきたからか、日本でもちょくちょく見かけます。使い捨てコットンも毎日使っていると結構ゴミを出してしまうので、繰り返し使えるコットンに変えるだけで資源を大切にできますね。

そんな繰り返し使えるコットンは、綿100%だったり竹繊維でできていたり、種類は様々。洗濯機でまとめて洗えるように、ネットバッグがついてくる商品が多いようです。

▼私が狙っていたのはこちら、GAJU 12枚入り

無印の生成りコットンと、GAJUを比べてみます。

無印の生成りコットンは使い捨て、GAJUは12枚入りですが1枚あたり100回=計1,200回使えます。

スクロールできます
価格枚数1枚あたりの単価
無印生成りコットン199円180枚約1.1円
GAJU1,498円1,200枚分約1.2円

GAJUの方が若干高いですが、大切に使えば1枚につき100回以上は使えると思います♪

無印のコットンはプラスチックの袋に入っていますが、GAJUはプラスチックフリーだそうです。

物は試し、自作しよう!

まず、市場に出回っているアイテムを自作するに至った経緯をお話しします。

私は朝晩の洗顔・メイク落としをミセラウォーターという拭き取りクレンジングで済ませているため、それにコットンが必要です。

市販の繰り返し使えるコットンを買ってみようとしたのですが、結構サイズが大きいんですよね。直径8cmの円形のものが多く、手のひらサイズくらいあります。

大きい方が拭き取りやすいかもしれませんが、レビューを見ていると「コットンが大きいぶん化粧水やクレンジング剤をたっぷり使わないといけない」というコメントを見つけ、ポチる手を止めました。私のゆるいエコ活はケチな性格(もったいない精神)由来なので、できればクレンジング剤もケチりたいところ。

そこで、必要最低限の大きさのものを自分で作ることにしました。

材料:ベビー用ガーゼ、裁縫道具

ベビー用品店で購入したガーゼハンカチをメイン素材にチョイス。何年か前にガーゼ美容法が流行ったじゃないですか。レディー・ガガの専属フェイシャリストもガーゼを推しています。

私が洗顔に使うのは、ガーゼ。
ガーゼはフェイシャルブラシなどより肌を傷めることなく、汚れをよく落としてくれるからです。ガーゼを使えば、小鼻の黒ずみや角栓などを落とすのも簡単。
またガーゼは化粧水や美容液をつけるときにも使えます。普通はこんなとき、コットンを使う人が多いと思いますが、私のおすすめはやわらかいガーゼ。
つまり汚れを落とすときも、保湿をするときも、どちらにも使えるのがガーゼなのです。

出典:保湿の秘密はガーゼ使いにある セレブを魅了するエステティシャンのマッサージ美容法(6)

ガーゼなら入手もしやすいし、生地も縫製も日本製のベビー用なら顔に使っても安心です

▲私は「日本製のベビー用品を作っている店」という店名で出店している川端縫製さんの、洗えば洗うほど柔らかくなるガーゼハンカチにしました。

楽天でベビー用品を見ているとおしゃれなショップばかりなのですが、川端縫製さんのページはなんというか「自分、不器用ですから」感があって、でも温かみと物作りに対する情熱が感じられたのでここにしたところ…大正解でした。

企画・裁断・縫製・最終仕上げまですべて大阪でやってるそうです。100%純日本製の手作り。品質へのこだわりすごいじゃないですか!

当ブログは大阪のおっちゃんおばちゃんを応援しています。

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いざ、製作

大阪のおっちゃんとおばちゃんごめんなさい。このハンカチは一枚、はさみを入れさせてもらいます…ということで、チョキチョキして作ってみました。

好みのサイズにカットして端の処理がされているところをうまく活用し、極力ほつれないように縫い合わせました。ちなみに、長めの長方形に切って三つ折り=三重です。私が購入したガーゼハンカチはすでにガーゼが二重になっていたので、六重ってことになりますね。

ちなみに、試作品二号も作ってみました。▼右がそれです。

ちっさ。

試作品二号は小学校でナップサックを作ったときの高度な技術「縫ってから表裏をひっくり返す」をしたところ、想定以上に小さくなってしまいました。左は数回洗って柔らかくなってきた一号。

二号は、端処理された部分をすべて切り落とし、縫ってから表裏をひっくり返して縫い端が内側に収納されほつれなくなる予定だったのですが、内部で端の部分がゴワゴワして化粧用コットンとして使いにくいです。

試作品一号の作り方が一番おすすめですが、裁縫スキルレベルの高い方はもっと高度なテクニックできれいに仕上げてみてください!

自作ガーゼコットンの使い心地

6cm×5cmほどのサイズでガーゼが六重になるように作りましたが、同じサイズの使い捨てコットンより薄めです。そのため、コットンにクレンジングウォーターや化粧水をとるときは一カ所にバシャバシャかけると裏からポタポタ染み出てしまうので、自作コットン全体にまんべんなくかかるようにするとうまくいきます

使い捨てコットンほど分厚い方がよければ、ガーゼを八重くらいにしてもいいかも。

洗えば洗うほど柔らかくなるガーゼだけあって、使えば使うほど柔らかくなってきました。使い捨てコットンより肌の上をスルスルと滑ってくれるので、摩擦が少なくて低刺激!そりゃそうですよね、赤ちゃんに使えるんですもん。それでいて、コットンの機能は充分に果たしてくれています。

使い捨てコットンだと毎回新しいものを使うので残留農薬が気になっていましたが、ガーゼで作ったコットンを繰り返し使うとその心配もありません。万が一ガーゼに農薬が残っていたとしても、何度か洗えばなくなります。

お手入れ方法は、私は拭き取りクレンジング後に洗剤を使わず水道水でちゃちゃっと洗って干しています。縫うのが面倒でも最低限必要な枚数さえ作ってしまえば洗ってもすぐに乾くので使い回せますよ。

日本にお住まいの方は、使っていないアベノマスクで試してみてから気に入った素材で作り直してもいいかも。

ちなみに、ガーゼハンカチ3枚入りのうちの2枚は普通にハンカチとして使っています。肌触りが優しくてこれもまたよき。生成りの風合いもシンプルでおしゃれです。

まとめ

この記事では裁縫スキルのなさを晒しながらも繰り返し使えるコットンを自作した話を紹介しました。

市販の繰り返し使えるコットンのサイズ感で問題なさそうなら買うとラクちんですが、使い捨てから卒業できるか試してみたい方や素材にこだわりたい方は、自作してみるときっと満足のいくものができますよ。

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