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【VIC州メルボルン】ホテル隔離に持っていってよかったものと事前手続き・留意点
コロナ禍で移住しメルボルンにやって来てそろそろ一カ月…。
ホテル隔離も終え新居に入居しやっとネットが繋がったので、ホテル隔離について振り返ってみようと思います。
事前手続き、留意点、隔離ホテルに持っていってよかったもの、PCR検査の回数、私が滞在したホテルの設備・ネット環境などについてお話しします。
アレルギーがある人は事前に申請しよう
オーストラリアに入国するときは事前に、「Australia Travel Declaration」と「Victorian Quarantine Arrival Form(VIC州から入国の場合のみ)」の二つのフォームを申請しないといけません。
アレルギーがある人は、そのフォームでアレルギーや食べられない食材があることを伝えておきましょう。
ホテルのチェックイン時にも食事について聞かれますので、菜食などの要望事項があれば伝えましょうね。
それでも緩いオーストラリア、間違えてアレルギー非対応の食事が届く場合があります。
そのときはフロントに電話して交換してもらいましょう。
ホテル隔離に持ち込めないもの
入国すると、アロマディフューザーや加湿器、CPAP(空気を送り込む医療器具)のようなものを持っていないかX線で荷物をすべて確認されます。
具体的なことは教えてくれませんでしたが、医療的な理由があり必要な機器以外は持っていかない方がよさそうです。
私はポータブルアロマディフューザーを持っていたのですが、小さいこと、送風式なことから許可してもらえました。水蒸気を使うものだったらダメだったかもしれません。
▼これなら大丈夫でした
隔離終了時間
13日の夜9時半頃に着陸し、ポケモンの13番道路並みに点在する水色の割烹着の人々に課されるミッション(主に質問への応答)を全クリし隔離ホテルに着いたのが10時半頃。
— Sake (@koalaeatsmaccas) September 14, 2021
告げられた隔離終了予定日時は27日の11:59PM。
\PM/
下手したら15泊せなあかん香りがする。#Sakeのメルボルン隔離 https://t.co/EtVw77SRpN
一番気になるのは隔離がいつ終わるか…だと思います。
私は9月13日の午後9時頃にメルボルン(タラマリン空港)に到着し、隔離ホテルに着いたのは午後10時半頃だったのですが、隔離終了時間は27日の11:59PMでした。
隔離期間はぴったり二週間ではなく、私の場合は14日と1時間半だったことになりますね。
容赦なく真夜中に隔離が終了しますが、私が滞在したHoliday Inn Melbourne Airportでは追加料金なしで延泊させてくれました。
もちろん11:59PMに外に出てもいいですが、夜に出歩くのが不安な方はもう一泊できますよ。
十五日目の朝
— Sake (@koalaeatsmaccas) September 27, 2021
👉シリアス
👉マフィン
👉パイナップルジュース
👉りんご
延泊しても朝ご飯くれた。笑
スーツケースに全部入らない説。
もの増えてないのに。#Sakeのメルボルン隔離 pic.twitter.com/9Iqi9dd1tA
15日目も朝ご飯をくれました。
PCR検査の回数
VIC州メルボルンのホテル隔離は到着から24時間以内、4日目、8日目、12日目、14日目の合計5回PCR検査を受けます。
14日間の隔離が終わっても、入国から17日目と21日目のPCR検査を強く推奨しているので、希望する場合は個人的に受けに行きましょう。ただし強制ではありません。
最新情報はHotel quarantine for returned overseas travellersでご確認ください。
ホテルでのPCR検査は喉左右、両方の鼻の穴を5回くらい優しくグリグリされました。
まったく痛くありませんでしたよ。
成田のPCR検査は脳みそを拭い取られるかと思うほど奥に突っ込まれ痛かったのにネ。
ホテルのネット環境
うちのホテルのWi-Fi速度はこれ。
— Sake (@koalaeatsmaccas) September 21, 2021
実際これより出てない気すらする。おっそい。
この国ってWi-Fiを発明した国かなんかやのに速度出し惜しみしすぎ((´^ω^))
入国後すぐさまマシなネットを使いたければOptusでeSIM契約してテザリングかな。#Sakeのメルボルン隔離 pic.twitter.com/sNAQv6YsS2
これはホテルによりけりですが、私が滞在したHoliday Inn Melbourne AirportはWi-Fi速度が遅かったです。
アップロードもダウンロードも4.8Mbps程度。オーストラリアはネットが遅いところが多いんですよね。
LINEのメッセージのやり取りには問題ありませんが、ビデオ通話はもたつき、インスタの写真読み込み、動画視聴は少し時間がかかります。
何GBもの大きなデータのやり取りが必要な場合は、事前にデータ通信用のSIMカードなどを用意しておいた方がいいかもしれません。
私は急ぎのとき、ホテルでオーストラリアの通信会社OptusのeSIMを申し込み4Gデータをテザリング利用しました。この方が速かったです。
OptusのeSIMは普通の携帯プラン(番号つき)を契約しましたが、30GBで$30、$5払えば1日データ容量無制限で利用できる追加オプションもあります。
持っていってよかったもの
みなさんそれぞれお気に入りのシャンプーや化粧品、着替えなどは持って行かれると思いますが、私がホテル隔離に持っていってよかったものを紹介します。
BRITAのポット型浄水器
私が滞在したホテルでは、到着した日に水600mlが2ボトル、牛乳1Lが2パックが置かれてあり、その後は昼と夜に600mlを1ボトルずつもらえました。(二人で隔離しました。)
フロントに電話すればいくらでも持ってきてくれると思いますが、かなり水を飲む私はそれが面倒なのでブリタの浄水ポットを持参しました。
オーストラリアのスーパーでもフィルター(ブリタのマクストラプラス)が購入できるので、隔離が終わってからも使えます。
水をよく飲む人はブリタがあると絶対に重宝しますよ。
▼私はブリタのナヴェリアの角張ったデザインがおしゃれで好きです。
洗濯洗剤
私が滞在したホテルでは、洗濯が1回 $50でした…。笑
初回は無料で洗濯してくれた!といった他地域の方のツイートを見かけましたが、小さい洗濯洗剤があると手洗いできるのでお金もかからず安心です。
最近のホテルの浴室には大抵洗濯紐がついていますが、心配ならロープか何かも持っていくと干すのも問題ありません。
メルボルンは空気が乾燥しているので部屋干しでもすぐに乾きますよ。
延長コードと変換プラグ
変換プラグを持っていかない人はいないと思いますが、日本のプラグ用の延長コードがあると便利です。
何故なら、延長コードに変換プラグをつけてオーストラリアのコンセントに繋げば変換プラグ1つで複数の日本のプラグをコンセントに挿せるから。
延長コードにはそれぞれ電流や電圧の規格がありますので、念のためドライヤーなど消費電力の大きい家電製品は延長コードを使わずに使用してください。
火災防止・安全のため必ず海外用延長コードを使いましょうね!
また、延長コードは変圧器ではありません。オーストラリアの電圧240Vに対応した電化製品以外は使用しないでください。
▼海外用の延長コード
▼変換プラグって黒ばかりで私はこの白いのを気に入ってます
ボディクリーム
洗濯洗剤のところでも言及しましたが、メルボルン、乾燥するんです。
二週間もカピカピになるのは辛いので、ボディクリームやボディバターをスーツケースに忍ばせておきましょう。
▼ボディバターは濃縮されてて軽量だからうれしい♪
歯磨き粉
ホテルの使い捨て歯磨きセットの歯磨き粉って小さいんですよね。
歯磨き粉と歯ブラシも持っていった方がいいですよ。
お箸
毎食使い捨ての木のフォークとナイフが食事についてきましたが、食べにくいのでお箸を持っていって正解でした。
かさばらないのでMy箸はあると便利です。
包丁
私が滞在したホテルは果物が沢山出たのですが、丸かじりすると手がベタベタになるので持参した包丁で切って食べていました。
リンゴや梨の皮を剥きたい人は包丁やフルーツナイフ、まな板を持っていくと便利です。
オーストラリアの包丁は切れ味が悪いものが多いので、料理好きは包丁を持っていくといいと思います。
▼ここのブランドのものは使ったことないですが包丁は堺!オールステンレスならお手入れ簡単♪
ちょっとした食べ物
小腹が空いたときや食事が口に合わなかったときのために日本から食べ物を持っていきました。
Uber EATSを頼めばいいじゃん!
そ…それが…。
なんと、私が滞在したホテルは空港近くにあり、Uber EATS圏外だったのです…!
隔離ホテルは必ずしもシティーになるわけではありません。万が一に備えておきましょう。
Colesなどのスーパーでオンライン購入し配達してもらうことはできますが、ホテル側に受け取り手続きをしなければいけなかったりと少し面倒くさそうでした。
スープ春雨もおいしかったけど、私のおすすめは個包装されていないわかめスープ。
乾燥わかめに味がついていて、飲みたいだけカップに入れてお湯を注ぐだけ。
慣れない食事で疲れた胃を休めるのにちょうどよかったです。軽くてコンパクトでかさばりません。
ちなみに、最近日本のフリーズドライ食品の進化が凄まじいです。
【参考サイト】60秒で海老天丼が完成!? フリーズドライの進化が恐ろしいレベルまできた
どこまでオーストラリアに持ち込めるかわかりませんが、好き嫌いが多い人はフリーズドライもチェックしてみてください♪
おいしいコーヒー
私は買ったのに持って来るのを忘れてしまったのですが…コーヒー好きさんはおいしいドリップコーヒーを持っていくと隔離ライフがより豊かなものになることでしょう。
ホテルにもインスタントの粉コーヒーや緑茶、紅茶は置いてありました。
入浴剤
ホテルによってはバスタブがないかもしれませんが…少し持っていくとバスタブがあったときに優雅なバスタイムを過ごせますよ。
ドライヤー
私は持っていかなかったのですが、私のホテルには部屋にドライヤーがありませんでした。
ドライヤーがないと無理!という方は念のため海外対応のドライヤーを持っていった方がいいかもしれません。
食事はどうだった?
ホテルによって大きく差がありますが、私の隔離生活や食事が気になる方はTwitterのハッシュタグ#Sakeのメルボルン隔離をご覧ください♪
まとめ
滞在中は健康状態や精神状態を確認するための電話がいっぱいかかってきたり、食事が合わなかったり、戸惑うことも多少なりともあります。
それでも今しかできない経験ですので、楽しみながら健康的な二週間をホテルで過ごしてみてください♪