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【myki 2023年料金】メルボルンのトラムと電車って結局いくらなの?
メルボルンのトラムは街のシンボル的存在で、とても便利。
が、ふと思ったのです。
メルボルンのトラムや電車って、結局いくらなのさ?
私はこれまでメルボルンの交通費システムがわからないままトラムや電車に乗っていました。
なので今日はそれを、ハッキリさせてやろうと思います。
メルボルンの公共交通機関
メルボルンでは主に次のような公共交通機関を利用します。
- トラム(路面電車)
- バス
- メトロ(近距離電車)
- V Line(長距離電車)
1~3を乗車するときはmykiという交通ICカードを使いますが、長距離電車のV Lineでは行き先によってはICカードが使えないところもあるそうなので、事前にご確認ください。
mykiカードとは?
myki(マイキー)カードとは日本でいうICOCAやSuicaで、メルボルンで使える交通系ICカードです。
日本では交通系ICカードがなくても切符を買って乗車可能ですが、メルボルンのトラムとメトロとバスでは切符が売っておらず現金があってもこのmykiカードがないと乗れません。
(もちろんその現金でmykiカードを買って乗車することはできます。)
ちなみに写真で私がカードスタンドにしているのは、ガチャポンでゲットした「考えない人」です。
mykiカードはどこで買える?
セブンイレブンなどのコンビニで販売しています。チャージはコンビニや駅でできますよ。
トラムの停留所にはチャージする機械がないところがたくさんあります。
乗ってしまったけど残高が足りない…とならないように不安なときは近くのコンビニなどでチャージしておいてください。
チャージのことは英語でTop up(トップアップ)と言います。
運賃はいくら?料金システムは?
これが私がずっとわからずにいたものですが、調べてみたらもの複雑なようで単純でした。
まず、料金システムには
- myki Money(必要なときにチャージして使用するシステム)
- myki Pass(頻繁に利用する人向けの定期券システム)
この二つがあります。
今日は、チャージして使うmyki Moneyの料金をご紹介します。(2023年1月現在もまだ2022年に発表された料金のままです。)
2022年 | 2時間 | 1日 | 週末終日 |
Zone1+2 | $4.60(割引運賃 $2.30) | $9.20(割引運賃 $4.60) | $6.70(割引運賃 $3.35) |
Zone2 | $3.10(割引運賃 $1.55) | $6.20(割引運賃 $3.10) | – |
※割引運賃とはConcession(コンセッション)のことで、子ども料金やシニア料金を指し、それ専用のmykiカードが必要です。
最新レートで日本円に換算するには【レート計算ツール】(クリックすると移動)をご利用ください。
ちなみにこのmykiの料金は年々少しずつ上がってきています。
私が初めてメルボルンに降り立った2017年は8.2ドルだった気がします。
5年で1ドル上がってますね。今のレートにすると83円くらいですが日本の交通費はそんなに頻繁には上がらないので旅行でメルボルンに行かれる際はその都度ご確認ください。
これだとあと数年で10ドルに到達しそうですね。
※Zone1~2のトラムの地図はMelbourne metropolitan tram network map(クリックすると移動)をご覧ください。
※Zone1~2以外の運賃や定期券料金はPublic transport fares for 2022(クリックすると移動)をご覧ください。
二時間以内の利用だったら最大で4.6ドル、それを超えての利用となると平日なら一日料金で最大で9.2ドルってことダネ。
そういうことですね。なんど乗っても9.2ドル以上にならない乗り放題的な料金システムです。トラムをいくら乗っても無料のゾーンもあるので次の項目でお話しします。
mykiカード、有効期限は?
カードには何も書かれていませんが、mykiカードには有効期限があります。
PTVアプリをダウンロードしてmykiカードを登録すると、有効期限を確認できますよ。
もしお手持ちのカードの有効期限が切れそうな場合は、アプリから新しいカードを申請できます。
郵送で届くので、他州からお越しの際はメルボルン旅行前に余裕を持って有効期限をチェックしておきましょう。
メルボルンCBDのトラムフリーゾーン
メルボルンCBD(市内中心地)の決まったエリアではトラムを無料で利用できます。
中心地と言っても端から端まで歩くとかなり距離があるので助かります。
トラム無料エリアはMelbourne’s Free Tram Zone(クリックすると移動)をご覧ください。
メルボルンCBDから近くおしゃれなお店が建ち並ぶFitzroy(フィッツロイ)に行くなら、フィッツロイから一番近い無料エリア「Nicholson Street & Victoria Parade」で下りると歩いて10分ほどで行けちゃいます。
無料エリア内のみで乗車する場合はタッチしたらお金がかかるのでタッチしないでくださいね。
滞在先がCBD内にあると、CBD内とその周辺の観光は交通費をかけずにできますね。
もちろん、運賃を払って目的地に近いところで降りるとその分歩く時間を短縮することができますよ。
mykiでどうやって乗るの?
乗り方は次の通りです。
- 電車:乗車時、下車時に改札機にタッチ
- バス:乗車時、下車時にmykiの機械にタッチ
- トラムゾーン1で利用:乗車時にだけmykiの機械にタッチ
- トラムゾーン2内のみで利用:乗車時も下車時もmykiの機械にタッチ
- トラムゾーン1+2で利用:乗車時にmykiの機械にタッチ(下車時不要)
- トラム無料ゾーン内のみで利用:タッチ不要です。(タッチすると課金されます。)
トラムではついつい乗車時にタッチするのを忘れてしまう観光客を見かけたりしますが、トラムも電車もパトロールしている係の人に見つかると容赦なく罰金を科されますので必ず忘れずにタッチしてください。
その他のメルボルンの公共交通機関の地図
Zone1~13の電車の地図はVictorian train network map(クリックすると移動)をご覧ください。
その他の地図(バス、メトロなど)はMaps(クリックすると移動)をご覧ください。
週末は夜通し運行
メルボルンの電車、バス、トラムは金曜日と土曜日の夜は深夜0時を回っても一時間に一本ほどのペースで運行しています。
トラムに関しては月のマークがある停留所には止まるようですが、電車やバスも止まらない駅があったりするので、Night Network(クリックすると移動)で確認してみてください。
夜は酔っ払いなども増えるので、ご利用の際はくれぐれも安全にお気をつけください。
日本では考えられない光景を目の当たりにすることも?
バスやトラムでは稀に運転手さんが突然消えたりします。
慌てなくてもそのうち戻ってくると思うので、気長に待ってあげてください。
まとめ
メルボルンは住みやすい都市一位…から落ちる一方で今は何位かもはや不明ですが、それでも住みやすさを維持するためにインフラが整備されていてトラムや電車、バスも非常に便利です。
無料ゾーンなどをうまく利用して、お得に賢くメルボルンを楽しんでください。