タスマニアのビチェノでフェアリーペンギンを見よう【出没スポットと注意点】

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Bicheno(ビチェノ、ビシェノ)はタスマニア州東海岸に位置する小さな町です。

これといって見どころのない町(すいません)なのですが、毎日世界中から観光客が訪れます。

その理由は、野生のフェアリーペンギン(ブルーペンギン)がいるから!

ということで、この記事ではビチェノのペンギンに会える場所をご紹介します。


もくじ

ペンギンを見つけた際の注意点

先に一番大切な「ペンギンを見つけた際の注意点」からお話しします。

ペンギンは警戒心が強く、光、音にかなり敏感です。以下の項目を必ず守ってください

  • 大きな声を出さない
  • 懐中電灯などの明かりで照らさない
  • シャッター音を鳴らさない(日本と韓国の携帯は要注意)
  • カメラのフラッシュ、AF補助光(ピント合わせの赤い光)を使わない

かわいいペンギンを見つけたらついキャーキャー言いたくなってしまいますし、スマホでパシャパシャ写真を撮りたくなってしまいます。グッと堪えてください。

少しの物音でもペンギンたちは逃げていきますただじっと観察しましょう。

フェアリーペンギンは暗くならないと陸に上がってこないので必然的に真っ暗闇の中でのご対面となりますが、うっかり懐中電灯で照らしたり、カメラのフラッシュをたくのも厳禁です

このお約束が守れる方だけ、ペンギンに会いに行かれてください。

ペンギンに会う方法

ビチェノでペンギンに会う方法は二つあります。

1.ツアーに参加する

ビシェノペンギンツアーズ(Bicheno Penguin Tours)に参加すると、ペンギンに会えるだけでなくフェアリーペンギンの生態などをガイドさんから聞くことができます。(英語)

ガイドさんがペンギンへの害が少ないライトで照らしてくれたりするので、ペンギンが見やすいと思います。

  • ツアー代金:大人$40(14歳以上)、子ども$20、4歳以下無料
  • ツアー開始時刻:17時半~21時(季節により異なる)
  • ツアー所要時間:1時間

ツアー参加希望日の7日前までに公式ページから予約をしてください。

所在地Town Centre Tasman Highway Bicheno 7215 Tasmania
電話番号+61 3 6375 1333
ホームページbichenopenguintours.com.au/japanese
営業時間月-金 9:00 am – 5:30 pm
土-日 10:00 am – 5:00 pm
※年中無休(クリスマス、大晦日等の祝日を除く)

※最新の情報はホームページをご確認ください

2.待ち伏せする

海辺にいると、どこにでも出現するそうです。(地元の人談)

なので私はBicheno Boat Rampにあったベンチに座って待ち伏せしました。

私がビチェノに行ったのは4月下旬だったので、18時頃には真っ暗に。

するとどこからともなくガーガー聞こえてきて…

出たぁぁぁぁぁ!!!!(心の叫び)

街灯の光が届くところを通過するペンギンたち。(フラッシュ、シャッター音オフです。)

とにかく真っ暗なので高性能カメラがないときれいな写真は撮れません

隠れみの術を使う忍者さながらに息を殺してじっと見守りました。敵に見つからないように急いで巣に帰るペンギンたち…たくましかったです。

Sake

タスマニアの大自然を感じた瞬間でした。

タスマニアは夏でも夜にかなり冷え込むことがあるので、温かい服装をして行かれてください。

それともう一つ注意点があります。この日出没したのはペンギンだけではなく…闇の中からソロ~ッと変なおじさんが出てきて絡まれました。ペンギンに夢中になり身の安全が疎かになるようなことがないよう気をつけてください

女子一人でペンギンが見たいという方は、ツアーの方が安全だと思います。

ペンギン注意の標識はどこにある?

日本では見ることができないペンギン注意の標識

せっかくなので写真を撮りたくないですか?

恐らくビチェノのあちこちにあるのだろうとは思いますが、私が見つけた標識の場所をご紹介します。

ここが、タイトル下の写真を撮ったスポットです。

ビチェノのおすすめレストラン

Tasmanian Coastal Seafoods(タスマニアンコースタルシーフーズ)

ペンギンを見る前の腹ごしらえにおすすめのスポットです。私がペンギンを待ち伏せしたBicheno Boat Rampの隣にあります。

The Gulchとも呼ばれています。海のそばで食べるフィッシュアンドチップスは格別でした。生牡蠣などの新鮮な魚介類もありますよ。

所在地48 Esplanade, Bicheno TAS 7215
電話番号+61 3 6375 2000
ホームページtascoastalseafoods.com ホームページがなくなりました…。
営業時間11:00 am – 6:00 pm (5月~9月=冬、日曜定休日)
11:00 am – 7:30 pm (9月~5月=夏、毎日営業)

※最新の情報はホームページをご確認ください

フェアリーペンギンとは?

大事なことからお話しした結果、後回しになってしまいましたが…

せっかくなので、フェアリーペンギンについて少し予習してから会いに行きましょう。

コガタペンギンリトルペンギンまたはフェアリーペンギン妖精ペンギン)(英:Little Penguin / Fairy Penguin、学名:Eudyptula minor)は、ペンギン目ペンギン科コガタペンギン属に分類される鳥類ブルーペンギン(英:Blue Penguin / Little Blue Penguin)、コビトペンギン小ペンギンと呼ばれることもある。

出典:コガタペンギン

日本語ではコガタペンギンというそうです。小型のコガタでしょうね。

生息地は、

オーストラリア南部、ニュージーランドで繁殖する。

出典:ウィキペディア

特徴は、

ペンギンの中では最も小さい種類である。体長は約40cm、体重は約1kgである。

出典:ウィキペディア

40cmと聞くと「あれ、思ったより大きい…?」となるかもしれませんが、ペンギンは歩くときに前屈みになるので実寸よりは小さく見えますよ。

ビチェノ以外でフェアリーペンギンを見るには?

メルボルンから車で2時間ほどのフィリップ島で見られるペンギンパレードが有名ですが、メルボルンCBD(中心地)からトラムで30分ほどのSt.Kilda Beach(セントキルダビーチ)でも見られます

かつてセントキルダビーチの目の前に住んでいたので、散歩がてらによく見に行きました。

セントキルダのフェアリーペンギンは人間に慣れてしまっていて、ザワザワしていても普通に巣に戻って行きます。都会のペンギン、って感じ。笑

セントキルダでペンギンに会える場所 St Kilda Pier


ここから見えるシティーの夜景やサンセットがまた最高です。

まとめ

この記事では、ビチェノに生息する世界で一番小さなペンギン「フェアリーペンギン」に会う方法と

  • フェアリーペンギンに会ったら音、光を出さない
  • 温かい服装をする
  • 変な人に気をつける
  • ビチェノだけでなくメルボルンでも会える

ということを紹介しました。是非参考にされてください。

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